Diary


02年02月23日 田舎気質

 「いちごヨーグルト」美味かったなァ…

 飲むヨーグルトで苺味。

 さわやかな酸味と甘味… たまんないっすね。

 

 

 

 今日は池袋サンシャインシティ・プリンスホテルへ行きました。

 学校主催のOB就職セミナー…

 先輩方が、早めに行けよ、と仰っていたので、1時間前に着きました。

 

 しかし、3社説明を受けたうち、1社目のコムシスさん以外はあまり役に立ちませんでした。

 以下は中傷にもあたるかもしれないので社名はA社とB社としておきましょう。

 

 A社…なんだか全然人が来ていないので、どんな事業をしているのか冊子で見てみた。

 ある程度興味がある分野だったので、これはイイかな?

 と思って即説明を受ける事に…

 しかし、相手は微妙な反応。

 あ、この人俺の研究見て笑ってる。

 「君、この研究テーマだけど… 一体何?

 なんだか、化学屋がウチに何の用だ?

 って感じだったので、さっさとこちらの方から打ち切った。

 一体何?ってのはわかるけどね。俺もそう思うし。

 

 B社…もう見るところも見た感一杯のT氏と、会場の側でダベッていた。

 そしたら、勧誘された。

 ………。

 ものスゴク熱心に説明してらしたが、

 「NHKの算数とかの教育番組+紙芝居」

 みたいなすっごくわかりやすい説明に、固まってました。

 多分、あのお姉さんもすごく一生懸命にこのやり方を考えたんだろうけど…

 大学生にモノを教えるのに、「幼児教育番組」みたいなやり方はどうかと思います。

 いい会社だと思うんだけどね…

 ゴメンナサイ、俺には向いてなさそうです。

 何よりT氏の反応がめちゃ冷たかった。

 

 

 A社とB社とでかなり疲れてしまったので、帰ろうとすると、やーさんが後からやってきた。

 まあ、色々話していると、とんでもないことが判明した。

 

 やーさん「お前さァ、(諸事情により削除しました)って、俺の研究テーマだよ?

 

 (゚Д゚;ナニィ!?

 道理でA社に説明しながら、

 「膜を(諸事情により削除しました)で作るのに、

 なんで溶媒でモノがかいごうするんだろう?」

 って思ったわけだ。

 企業に提出した名刺代わりのカードに、やーさんの研究テーマを書いてしまった!!!

 これってかなりマズイんじゃないか!?

 こいつ自分の研究テーマも知らないのか?ってことに…

 なるよなぁ…(´Д`;

 コムシスさんはよさそうだったので、これは痛い…

 

 

 

 帰りの電車の中… 目の前には酔っ払い3人組みがいる。

 1人だけ理性を保っているオジサンがいるようだ。

 

 やーさん「なぁ〜、今日のお前おかしくねぇ?」

 俺「ん〜、なんで〜?」

 やーさん「だってよぉ、カレー久しぶりに食いたいな、とか言うしよぉ…

       池袋で迷子にならないし、帰り道覚えてるし…

       研究テーマ間違えるし…

       いつものお前じゃねえよ、偽者だろ?」

 

    ※カレーは3日前に学食で食べました。初めての土地では間違いなく迷子になります。

 

 やーさん、ゴメンよ… 今日の俺は表・崇じゃなくて、

 マスターTだったんだよ。(バカ)

 

 そんなくだらない話しもすぐ止まる。初めての研究室生活に、もはやヘトヘトだ。

 やーさんが途中の駅で降りると、隣に青年が座った。

 少しすると、さっきの酔っ払いの1人が、トイレから戻って来たのか、走ってきてコケた。

 

 俺「あんまり迷惑かけないで欲しいよなァ…」

 

 1人だけ理性が残っていると思われる酔っ払いに制御を期待していた俺。

 しかし、あっさり裏切られた。

 

 おじさん「じゃ、あの人、T駅なんでヨロシク。

 青年「え!?あっ… オ…」

 

 オッサンあんたもか!!(゚Д゚;

 見ず知らずの青年に仲間の面倒を押しつけてさっさと去ってしまった。

 あーあ、この列車、T駅で起こしてあげないと、T駅から遥か北(2時間強?)まで行くぞ。

 当然、青年はオジサンを無視して降りてしまった。

 イビキをかいて眠っている。

 そして、T駅についた。

 

 俺「あ〜あ、遥か北の国へ、さらばだオジサン…」

 

 誰かが起こすだろう、と、思ったが、誰一人動かなかった。

 ちょっと寂しくなったので、オジサンが立ちあがるまでしつこく起こした。

 きっと、あの仲間のオジサンも、田舎気質な人だから、つい見知らぬ人に面倒を頼んでしまったんだろう。

 俺が遥か北まで眠りこけたら悲しいから、起こしてあげた。

 階段を登りながら振り帰ると、オジサンがひょこひょこと階段を登っていた。

 


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